一つ突き抜けた状態。

自分でも自覚できる程、最近自分は丸くなった。良く言えば穏やか、悪く言えば年をくった。
同級生の友人にも確認してみた所、話し方などにも違いが出ていると言う。お世辞でなければどうも俺の中の内的な変化は主観的にも客観的にも確認できる事のようだ。


しかし、腑に落ちないのが、きっかけが何なのか自分でも解らない事である。少なくとも7月の下旬はまだ波が激しくて人に不快な思いもさせていたと思う。つい最近、9月か、10月の中旬位まではきちんと波があったような気がする、のだが。ここ最近はめっきり穏やかな心持ちでいて、以前やたら感じていた焦燥感とか、厭世感なんてものがだいぶ緩和されている。何かあっただろうか。
自分が憂鬱に苛まれ出した時に様々な条件が絡み合ったように、今の状態になった事にも様々な条件が絡まったのだろうと考えている。そして勿論、死ぬまでこんなに穏やかな状態は続かない事も。憂鬱は忘れた頃にひょっこりと顔を出す。


とはいえ、これだけ長い期間比較的穏やかな気分になったのはここ数年で恐らく初めての事なので、少し嬉しい。