ぞっとするような星空

ゴミ出しにふと外に出てみると、思わず口が開いたままになりそうな星空。
昔から空を眺めるのは好きだった。雲が流れていくのは風のせいなのか、それとも地球の自転のせいなのか。そんなことを考えながら快晴の青空を部屋から眺めていた事を思い出す。


俺はあまり星座の事も詳しくなくて、でも宇宙はすごく好きで。冬の星空はオリオン座位しかまともに解らないけど、眼を凝らすと満天の星空だと気付く。
小学校の頃北海道に行った時、本当の満天の星空を見た。見渡す限りの、星、星、星。
ここは空気が濁っているから綺麗には見えないけど、張りつめた空気のおかげで少しはマシに星が見える。
背中を反って、後ろを見ても、星。あの星は何光年先にあるんだろうか、今もあるんだろうか、なんて事を考えると、わくわくする。


コンビニまで、歩いていこう。