流星をみた。

何年かぶりに、地べたに寝転がって満天の空をぼんやりと眺めていた。はじめは街灯のせいではっきりと見えなかったが、視界を全体に移すと、ぼんやりと星々が見えた。
その内、北の方に流れた気がした。その後しばらく注視したが、どうやら見間違いだったよう。


方角は定かではないけど、天頂から西の方へ、明るい流星が一筋流れた。とても明るかった、それは勿論シリウスよりも。そうしたら妙に満足してしまって、散歩の帰り道を歩いた。


昔、あれは18か19の頃、しし座流星群かなにかを見に昔通っていた小学校の運動場へ行った覚えがある。あの時はすごい数で、みんなで夜通し数えたら1000個位あった(重複してると思うけどね)。
空は、宇宙は不思議だ。すぐそこにあるのに決して届かない。まるで人と人の心のようだ。