なるほど!

俺は思い違いをしていた。
ちょっと今日も憂鬱な気分で、夕方前まで寝ていて、風呂も入れずそのまま所用。
そしてそれが済んで、ゲームセンターで格闘ゲームをやるも、勝てず。
帰りに本を売りにいったら、泣きたくなる様な値段で買われる。


夕飯のアテがないので、普段は入らないうどん屋さんに入った。チェーンで近くにも同じのがあるんだけどさ。
おしぼり出てこなかったけど、座ってる所の後ろに漫画がいっぱい。へぇ。
うどんは普通だったんだけど、接客がアットホームな感じで好感が持てた。
で、おつりでもらった500円が平成19年だったの、きらきらしてたの。
それで帰って来て、本棚の上の方に埃を被っていたスパイダーマン貯金箱(等身大の首から上)を引っ張り出し、決めた。


500円貯金を、再びやってみよう。


以前フリーターをやっていた頃、俺はもらった給料のうち3万円を農協で500円玉60枚に代え、そのスパイダーマンにぶちこんだりしていた。しかしそれでは500円貯金の意味がない。
昔色々とお世話になった服屋の店長が、「財布に500円があったら貯金箱に入れる」というやり方で貯金をしていた。俺も少しマネをしていたんだけど、段々と500円玉を作り出すようなお金の使い方になっていくのだ。


で、話を戻して、結局何が言いたいのか、何を思い違いしていたのかというと、「憂鬱だ」「おっくうだ」の数%、或いは数十%は「憂鬱」ではなく「退屈」だという事に気が付いたのだ(自分の場合)。


なんか最近妙に憂鬱な日が多いなぁとは思ってたんだよ。それもそのはず、インターネットはもうやり飽きてしまった。テレビももう面白いものなんかない。外出は限られた所。学校も休み。つまり、新しい刺激がほとんどないわけ。これで元気がありあまってたら逆に怖い。
新しい刺激がないなら、求めてどこかへいくか、自分で作り出すしかない。今日の場合は新しいうどん屋さんに入ってみたり(当たりでした)、貯金を始めてみたり。


多分普通の人は普通に出来てる「気分転換」というものが、不器用な俺にはなかなか無意識には出来ないのだ。なので意識的に気分転換をしてやらないと、必要以上に憂鬱を抱え込んでしまう事に気が付いた。