あまりに寒いため、一度布団にもぐるとパソコンに向かう元気が起きないので、携帯からの更新。


ここ何日か憂鬱だ。今はニールヤングのファーストを聴いている。序盤少し心配したけど、段々「らしさ」が出てきていい感じ。


よく行く楽器屋の店員さんから、細野晴臣監修の世界の色んな音楽を集めたCDを18枚借りた。まだ2枚くらいしか聴いてないけど、中古を探して買おうと思った。


誰がなんといおうが、この、音楽を聴くという、地球で空気があったからこそある芸術を堪能する事が、俺にとってはたまらない贅沢である。金はかかるけど絶対やめたくない。


働く事の意義というのは、少なくとも自分にとってはこういう財産を守るためなんじゃないか、なんて事を最近考えている。


自分の演奏もやめたくない。幸いとても拙いけれども、バンドでも一人でも活動できるイメージがあるし、今のバンドがもう少しでできなくなるのはとても淋しいけども、自分の為にみんなが生きている訳ではないのだから仕方がない。それでも、沢山のわがままをメンバーには聞いてもらってきたから、どれだけ感謝してもし足りる事はないと思う。


もう少しで24歳になるけど、まだ自分が本当に何がしたいか、何をなすべきか、よくわかっていない。バカなんだな自分は、とも思う。


今度新しくバンドで作った曲は「cat dance」と言って、まぁいつも通りタイトルには深い意味はないんだけども、4分の3拍子のナンバーで、とても気にいっている。歌詞も気に入っている。サビだけ転調するんだけど、それも綺麗で気に入っている。まったくの自画自賛、誰の為にもならない。


でもそれでいいや。


俺は俺の好きなように生きている(と思う)。他人を振り回して、それでも俺は、なんて力んでは落ち込んで。きっと20代ってこんなもんなんだろうなぁ、と最近思うようになった。


それでまた、こういう時は「ハネムーンサラダ」に帰るのだ。タタターッと読み耽って、原点回帰をはかるのです。


冬の夜は長くて寒い。