個人的な「辛さ」に対する考え

某友人のブログで話題のぼってたのですが、なんだか彼のブログにコメントとして残すのは秩序を乱すような気がしたので、こちらで少し書いてみたいと思います。


個人的には、今(その時)の辛さと、あとにくる辛さは、比較する類のものではないと考えています。もっと質的に違う、なんというか、表現しにくいんだけど、あとに辛さがきた時には、その前の辛さというのは案外あとにきた辛さを乗り越える糧になるというか、そんな関係にあるような気もします。
最近つくづく思うんですが、「苦しさ」の中の「楽しさ」だとか、「喜び」の中の「悲哀」だとか、感情ってもっと複合的で多層的なイメージがあるんですよね。ポラリスの名曲に「光と影」という曲がありますが、相反するものはやはり、何かしらの形で、比重の違いはあれ同居しうる、そんな気がします。
例えば「労働」における「充足感」。労働そのものは非常に大変なもので、肉体的にも精神的にも大変な苦痛を伴う(と思っているのは俺だけかもしれませんが)と思うのですが、終わってみると言い知れぬ達成感というか、満足感を感じられるような気がします。


ただ上記の話は非常に一般的な場合であって、調子が悪い時、睡眠不足だとか、食欲がなくてご飯食べてないとか、気分が落ち込んでいる時なんていう場合には、どうしてもネガティブな側面にばかり目がいきがちな気がします(気がするばっか)。そういう時は「あ、自分ちょっと疲れてるな」って思ってやれるといいなぁって思います。


俺はここ最近調子悪いので、周囲の人に迷惑かけてます。特にハハには頭が上がりません。でもそんな時「いやいや、いつまでたっても人に甘えてばっかじゃいらんない!」と思いきれるのも一つの勇気ですが、人間ってきっとそんなに強くない。「甘えさせてもらって、ありがたいなあ」なんて、そういう風に考えてやれたら、少しは「辛さ」も何か、もう少しポジティブな感情に変わってくるのかなぁと思いました。駄文失礼。