オ○コンのくだらない話

以下、ママ引用。


「女性3人組テクノポップユニットPerfumeのこの新曲は、「love the world」。2008年7月9日にシングルを発売するや、たちまち大ヒットとなり、オリコン14日発表のシングルチャートで1位になった。テクノポップでは史上初で、あのYMOですら成し遂げなかったことだ。」


確かにそうかもしれないが、YMOの当時の扱いはかなりひどいものだったと聞いている。今でこそその後の個々の活動などもあって、さも「有名だった」ような雰囲気になっているが、リアル世代でよほど注目していなければ、実際「ライディーン」以外よく知らない、というのが現実ではないだろうか。
大体、オリコンで1位だとかが「偉業」みたいに書かれてる事が馬鹿げている。
昔はオリコンのチャートは正当なものだと思っていたけど、一度倉木麻衣とB'zのアルバムの日程がかぶった時、B'zのアルバムが発売日を1週間延期するという事が、10年弱前にあった。結果的には初動枚数はB'zが勝っていたんだけど、この一件からオリコンの「記録への異常なまでの執着」が気になり、数字を全く信じなくなった(他にも宇多田と浜崎あゆみ椎名林檎浜崎あゆみをぶつけてみたり、なんだかよく解らない事をやっていた)。


Mr.children紅白歌合戦に出る事を頑に拒否している理由として「音楽は優劣をつけるものではない」と言っているらしい、とどこかで聞いた事があるが、まったくその通りだと思う。例えばB'zが好きなのは全然構わないし、結構な事だけど、もしその理由が「いつも1位だから」「すごい売れてるから」というものだったら、少し、例え音楽にただ「聴く」という事で接している人であっても、考えてみて欲しいと思う。
我々は本来情報に操作される側ではなくて、情報を利用する立場にある。「売り上げが良いから良い音楽→買う」ではなく「良い音楽→買う→売れているらしい」とか、「売れているらしいが(関係なく)気になったので買う→良かった」という図式が成り立っていなければ、聴いている音楽をきちんと評価して聴いているとは言い難いように思う。


売れてない音楽にも優れている楽曲、バンドは沢山あります。