すんごい久しぶりに「無罪モラトリアム」を聴いてみています

なんというか、時代を感じますね…。昔はこのアルバムが自分の中のベストだったはずなんですが、時間が経って年を取って、好みが変わって段々と細かい事が気になるようになってきて。カルキの方が良い作品だよなぁ、と思う次第です。

ジャズは向かおうと努力してみたけど、結局自分はバンドやらアコースティックやらでやるのが出発点だったので(それすらもきっかけに過ぎなかったんですが)、今はもっぱら特にIda、GOOD DOG HAPPY MENを良く聴きます。Idaはどうしてか、本当に誰も知らないんですよね。今度ベストらしきものが2枚出ます(2枚組×2?)。

最近つくづく思うのは、「影響を受ける事」と「真似事をする事」っていうのはやっぱり違うなぁという事です。最初はもちろん徹底的に模倣から入るんでしょう。


でもずっと模倣してると、良い意味で「飽きる」んですよ。飽きる程聴いて、飽きる程やったらそりゃ飽きるわな。


例えば中学生の頃に家に初期〜中期のミッシェルが輸入されてきて、ウチの兄弟は割と勉強熱心だったのか、雑誌なんかのインタビューからDr.feel goodやらパイレーツやらに影響を受けたらしい、っていう感じのをみつけてはCDを買ってきて、聴いて、「まんまじゃん!」とか言って。それでもう、組んでたバンドでも練習は3年位ミッシェルばっかで、さすがに飽きない方がおかしいと思うんですけどやっぱり飽きました。


それでバンドではハードコアの曲を練習に入れてみたりして、色々努力してたんですが、結局モチベーションの維持には繋がらず、なかば空中分解みたいな感じで解散して。そしたら次は一人になったら「アコギ弾くかぁ」となって。黙々と山崎まさよしなんかを練習した覚えがあります(今となっては微塵も影響がありませんが)。


自分は悪い意味でも飽き性なので、一つの楽器が長続きしません。ベースやって、アコギやって、ドラムの打ち込みやって、大学に入ってエレキとボーカルを特にやって(歌は前から唄っていたけど)、宅録始めて、エフェクターなんかに凝り始めて現在に至る、という感じで、何一つモノになっていないなぁというのが素直な感想です。


なんか長々と書きましたが、どうしてmacがすぐ近くにあるのに携帯でこんなにながったらしい文章を打ってるんでしょうか。寝ます。