シールド作り、MOGAMI 2534 + NEUTRIK NP2X

cymbals60222009-03-01

という訳で、夜中に「さっさとやっておこう」と思い、頼まれていたシールド作りを開始。
注文されているのは3m×2本。8m買って、まず2mで自分のものを作る。


後々の頑丈さに繋がるのは解るんですが、かてええ!!! ノイトリックすげえ。これなら接触不良なんかとは無縁でしょうね、きっと。
MOGAMI 2534は、シールドに思いっきり英語で「マイクロフォンケーブル」と書いてあり、4芯構造。それと、中に何も通っていない細い芯が1本ありましたが、多分生産上のものだと思い、基本的にはどこにも繋ぎません(メリットなさそうだしな)。


青い皮膜の芯線が2本、これをホットにハンダ付けし、グランドと透明皮膜の2本をコールドへ。プラグはハンダのりもとてもよく、スイッチクラフトのジャックを扱う時に感じたストレスはほとんどありませんでした。
ただ、2534が少し太いのか、とにかくカタイ! 指が赤くなりましたよ、まさに力技。なんか間違ってるのかもしれませんが、音もきっちり出ましたし、見栄えもそんなに悪くない、ですよね?(画像参照)。


ブラウンカラーは依頼主からの要望。自分のを作るなら黒で作ります。ノイトリックのプラグも、なんかシックでかっこいいね(解った風な口)。


さて、3本作り終わった所で、気になるのは勿論音。CAJの同じ位、2m位のシールドと今回作ったMOGAMI 2534で、比較してみました。プラグが違うので全く同じ状態、とは言えないけど。
環境は夜中だったのでPOD 2.0にSONYのモニターヘッドフォン、アンプのモデルはジャズコと、あとFenderのTWINかな? それで試してみました。ギターはマイテレキャスター


エフェクターなど余分なものを挟まず、直で弾いた感想を素直に書きますと、CAJを基準にするなら、2534はそれに比べて低中域の辺りがすごくリッチな気がしました。弾いてて気持ち良い。CAJが悪い訳じゃないけど、2534がすごい良い。
個人的には、エフェクターなどでどんどん音色を作っていく自分にはCAJの方が良いのかな、と思いましたが、アン直なら2534の方が気持ち良いだろうと思いました。すごく音が豊か。なんというか、2524も結構中域が出てて良かった記憶があるけど、2534はそれよりもっと下の、低域成分が良くでている気がしました(気が、ね)。


これで引き受けたお仕事は終わり! あっという間でしたが良い経験になりました。今度はFuzz製作。久しぶりにユニバーサル基板に向き合う日が、そう遠くない日に来るでしょう・・・鳴るかな。