もの言わぬ夢

朝方、二度寝気味の状態で夢を見ていた。
その夢の中では小学校の体育館かなにかで、中学校の同級生と同窓会のようなもので集まっていた。集まっている目的は、夢の中の自分はさっぱり知らなかった。


時間が経って、「今日集まってもらったのは」と誰かが話し始めた。


「十周忌の為です」


それを聞くと同時に目が覚めて、なんだか「ああ」と納得してしまった。


全然脈絡のない夢では実はなさそうで、自分の中学の同級生がバイク事故で亡くなったのが丁度その位だったと思う。全然仲良くもなかったし、葬式にも行かなかったのだけど。
どうしてそんな気にも留めていない事が出て来るのか、夢って不思議だなあと思った。


よくよく思い返してみると、その夢を見る前には実家の畑で、こないだ死んだばかりのアンジェが走り回っていて、夢の中の僕は「腹水がたまっているんだから、走り回っちゃダメだよ」なんて考えていた。


そんな夢を見て、バイトに行った。今日は暇だったので結構その事を考えていた。別に結論なんか出ないけど、なんだか考えていたかった。


明日は休みだー。