音楽のこれから
僕の好きな音楽は段々と減ってきています。
これは僕にも問題があって、以前に比べて圧倒的にCDを買わなくなったし、新しいものを探さなくなった。
それはそれとして、それにしても今は面白くないんじゃないかと思います。
この間友人とカラオケに行って、普段全然聴いていなかったけどSUPER BUTTER DOGの「真夜中のスーパーフリーク」を歌ったんです。これが素晴らしい曲でね。
歌詞が泣かせるわけではないけど、とにかくグルーヴが素晴らしい。
演奏が上手なバンドは沢山いるけど、僕が好きなアーティストではテクニック面ではこのバンドと八十八ヶ所巡礼が飛び抜けてます。
もちろんテクニックがすべてではないけれど、この人達は決してそれに甘んじることなく、音楽というものを模索していっていると思います。
アルバム毎に新しい試みをしているのがアルバムを聴くと解ります。現状に満足せずそうすることがこうした分野の、ある種義務だとも思うので本当に毎回楽しませてもらいました、そして今も。
でもこのご時世柄なのかなんなのか、変化をするとリスナーは離れがちなんですよね。アーティスト側にとにかく「変わらない」ことを求めたがる。
そうするとセールスのこともあるし、きっとレコード会社はかなり大変な状態なので、チャレンジできなくなっていってしまうのではないでしょうか。
それも一つの潮流、時代の流れかなぁと思ってしまうんですが、なんかとにかくつまらないんですよね。同じような音楽が溢れていって、これは人間がやる必要のない文化なんじゃないか、なんて考えてしまいます。
それを少しでも変える為に、自分達には何ができるでしょうか?