真面目で几帳面。

鬱になりやすい人の性格傾向でしきりに言われるコレ。合ってますが合ってません。
確かに真面目で几帳面ですが、「マジメ」過ぎるわけでもなく、かといってダラダラしてるわけじゃ勿論ありません。

「考える人」なんだと思います。

普通の人は気にも留めない事について深く考える。それが時に不安に繋がったりするんです。
鬱になったばかりの時、どうしていいかもわからず病院に置いてあった小冊子のようなものを読んでいたら、
「アドバイス：あまり深く考えない事」
なんて書いてありました。今でも良くみかけます。確かにごもっともです。
でもね、「考える」なんてのはもう、考える人にとっては心臓を動かすのと同じ、呼吸は止められてもやめられないものなんです。それが病気のもとにもなっているのも勿論ありますが、考えるという事は決してマイナスな面ばかりではないと思います。

前にもどこかで書いたような気がしますが、何か性格に特徴があったら、そこからは長所と短所の両面が伺えると思います。これは性格に限らず、物事一般に言える事であるとも俺は思っています。

確かに「真面目で几帳面」だから鬱になってしまったのかもしれない。けれども「真面目で几帳面」だからこそ気付く事のできるような事とか、きっとあると思います。辛い時もあるかもしれませんが、そんな自分も受け入れていけるようになると少し気分が楽になるんじゃないかなあと思いました。