某週刊漫画雑誌共は本当にくだらなくなった。

買って読むのが習慣だから買って読むけど、正直ヒドい内容だと思う。
面白いな、と思った漫画に限って段々後ろの方へいって、いつの間にか消えてしまう。これは考え方で、俺が面白いと思うものが変わったのもあるし、読み手が求めているものが一昔前とは違ってきているんだと思う。
漫画は確かに娯楽かもしれないけど、それを言ったら読書家の読む小説も娯楽だと思う。食わず嫌いも良い所だろう。


ともかく題はちょっと語弊があるな。面白い漫画もちゃんとあるから。
何が面白い、面白くないの基準になってるのか、ちょっと考えてみた。
まず、ストーリーの構成力。画力も大切ではあるけど、話が面白ければそんなに気にはならなくなっていく。それからオリジナリティ。これはやろうと思って出るもんじゃない、結局はその人のセンスだから。よくオリジナリティを出そうとして、今までの漫画のオヤクソクをなるだけ避けたり、ジャンルを避けたりする漫画があるけど、ストーリーを組み立てる力がないと中身がスカスカになって、記憶にも残らない漫画になってしまう。
あとはほんと、コマ割りとか、俺は描かないから専門的な事は解らないけど、表現力という一言に集約できる気がする。頭の中にあるストックを混ぜて、どれだけ既成のものから外れつつ、魅力を感じさせられるか。芸術の課題のような気がするけど。
そうやって週刊漫画雑誌を見てみると、気長に見ていられるものは案外王道の流れを汲んでいるものが多い。最近はスポーツが多いね。解ってるけど面白い。
でも結局は好みだからなあ。好きな漫画が終わっていくのは悲しいけど、そういう感性を嘆いても仕方がない。