抗うつ剤より瞑想

憂鬱な気分には、実際抗うつ剤より瞑想などの方が効く気がします。や、抗うつ剤で良くなる様なうつならいいんです。
難治性のうつというのがありまして、薬物もあまり効果的ではないように思います。


「瞑想」というと、どうもオカルティックな事を想像してしまいがちですが、決して特別な事ではなく、自分としては、「呼吸を深め、気持ちの波を穏やかにする方法」だと考えています。
調子の悪い時って、というか普段でも、呼吸が浅くなってると思うんですよね。良い呼吸をしていないというか。それじゃあ頭も回りませんし、気持ちも憂鬱になるに違いありません。


あぐらでも、椅子に座る方法でも、なんでもいいので(本当はなんでもいい訳ではないけど)自分がリラックス出来る姿勢になってみて下さい。自分の場合は、正座なんかも試しましたが、一番しっくりくるのはいわゆる座禅のような状態でした。
目はつぶります。電気も暗くした方が良いと思います。呼吸を、段々でいいので深めていきます。気持ちが入っていくと自然と深まっていくと思うので、あまり意識しすぎる必要もないかと思います。
それよりも意識して欲しいのは、体の中の気の流れです。骨盤辺りから、頭頂部へ上がっていく気の流れ。これを意識していれば、自ずと呼吸も深まり、良い感じになるのでは、と思います。


1セットは、最初は15分だとか決めていましたが、今は足が痛くなってくる頃(そっちに意識がいくので、それ以上深まりそうにないのでそこで切ります)に、俺が参考にしている本では「無空(なきがら)」という姿勢に移行します。これは、仰向けに寝て、大の字とまではいかないけど、比較的グデーンとなる姿勢です。で、足がしびれてきたら終了。
起き上がると、足はしびれていますが、自然と自分の心と体に「ありがとう」と言いたい気持ちになります。現実生活は慌ただしいですが、うまく精神状態を安定させて一日一日を生きていけたら良いなあと思います。


はじめに、「抗うつ剤より云々」という事を書きましたが、医師から処方されている薬を突然中断するのは大変危険なのでやめましょう。ではでは、良い眠りにつけますよう。