BOSS DS-1(画像参照)

手持ちのエフェクターを紹介していくコーナー。しばらくやっていなかったのですが久しぶりに。
自分は通過しなかったのですが、結構な数の人が初めて買うエフェクターが、BOSSのメタルゾーンかこのDS-1らしいです(ほんとかな?)。


ともあれこのディストーションペダル、誰もが一度は通るであろう(?)ド定番です。オレンジ→ディストーションという印象を植え付けたのはほかでもないこのモデルでしょう(OD-1やSD-1が黄色→オーバードライブという印象を植え付けたように)。


バンドをやっていた時は、とにかくクリーン気味の音を作っていたので「使えない」とか「使いどころがない」と非難ごうごうだったペダルなんですが、久しぶりに弾いてみると良い音がします。
アンプがかなりクリーン気味なのでアレなんですが、DISTツマミのカーブは急ですねえ。TONEツマミも結構良く効きます。


どっかで読んだんですが、BOSSのペダルというのは一応「すべてのツマミを12時方向にした時に最適になるようセッティングされている」らしく、じゃあこいつもそうなのか、と思い12時セッティングで弾いてみて、「ふーん、これがメーカーの提示してるDS-1の音かぁ・・・」「なるほど、こういう音を狙って設計されているのね」と思いつつ、自分の好きなセッティングにしていく訳です。


オペアンプはTA7136AP。あとは、色んなトランジスタが付いていて結構パーツの点数は多いです。
手元にあるのは日本製。一時かなり高騰しましたが、今はだいぶ落ち着いているので気になる方は是非是非。
台湾製と並べて、全く同じセッティングで弾き比べてみる、なんてのも歴史があるペダルだからこそ出来る事です。なんだかんだ大手、今まで最前線でやってきた力はすごいと言う事で、一つ。


追記:とあるサイトで自分のDS-1の製造年を調べた所、1981年の9月だと解りました。自分より年上です。