イヤフォン、ポタアン

超高級なものにはなかなか手が出ないし、ほんとうは安いものですら手を出していられないけど、なにもしないわけにも勿論いかない。


個人的にはAKG K240Sがリスニングとしてもバランスが良く、聴きやすいです。でも外じゃイヤフォンになってしまいますよね。


自分の過去のエントリーを見てみると、やたらEtymotic researchを推しています、が、


あれはなかったことにしてください。


好みの音など千差万別。あなたはどんな音を求めていますか?


僕はとにかく、耳が疲れない音が好きです。いわゆる「ドンシャリ」は天敵で、機材説明に「ドンシャリ」と書いてあるだけでその機材はスルーするようになりました。


大事なことです。


好きな音源は、中音域よりのちょっと古いとも言える音源が多いです。
最近だと坂本慎太郎のアルバムは良かったですね。Livingstone Daisyのアルバムもよく聴いてるな。


iPod Classicにアップルロスレスで放り込んで、それをFiioのE6と経由してイヤフォンで聴いてます。
で、今回はこの出力の辺りをもうちょっとなんとかできないかと。


イヤフォンは今はultimate earsのUE200というのを使っています。エントリーモデルですがバランスがとても良くて、聴いていて疲れない。
ヘッドフォンアンプも及第点。EQは青LEDモードしか使えませんが、ここが素晴らしい。


UE200は素晴らしいですが、もう生産してないようなのと、もうワンランク上も狙ってみたいと思わせるものがあります。


しかしすぐに何か、と考えるなら、ポタアンを代えてみたいな、と考えてしまいます。


今使っているE6は、音はなかなかいいし、携帯性もなかなか優れているんですが、一つだけどうにもならないことがあります。それが音量調節


この機種の音量調節は±ボタンによる段階式で、しかも結構ざっくりとしているものだから「この2と3の間があったらよかったのに」と思うことが多いです。ていうかそんなのばっかです。


Dockからケーブルを引っ張っているので、iPod内の音量調節も効きません。音質はもちろん重要ですが、機能性だって重要です。


そこで気になったのが、Fiio E11。


このポータブルアンプ、音量調節がツマミ式なんですよね。Fiioの中でいっても、今使っているE6よりも上のグレードになるかと思います。値段もぶっとんでいなくてお手頃。


そして、E6では考えられなかった「拡張性」という強力な味方もついています。


パソコンだとか、こういう家電的なものにおいて、拡張性というのはとても重要で、購入時に払うお金とは別に多少出費はするけども、購入後に感じる不満などをそこでカバーできうるかどうかも考えて、いわば将来性を見据えて投資する訳ですね。


このE11は、ポータブルアンプの欠点の一つである「駆動時間」に関して、リチウム電池を交換することでかなり改善を施すことができるようです。
更に、内部基盤のオペアンプ交換でかなりの音質改善も期待出来るそう。これは俄然気になります。


オペアンプ候補はOPA2211。ちょっとそのまま鵜呑みにするには怖い位の絶賛の嵐。これだけの人が言っているならまぁまず間違いないんだろうと思います。


思い切って買うかな。