久しぶりです。

このカテゴリーについて書くのは久しぶりな気が。何について書きましょうか。


「あなたは実は病気なんかじゃない」なんて、言ってみましょうか。


これは俺が実際に大学の教授から言われた言葉です。その方は別に俺を傷つけるつもりで言ったんじゃ、勿論ありません。


俺の体験的な事も含めて話を進めるので、異論反論ある方もいらっしゃるでしょうが、まあバカが言ってる事だと思って聞き流して頂けると幸いです。


よく鬱病抑うつ状態になる人の性格的特徴として「真面目で几帳面」とかいう記述をあちこちで見かけますが、良い風に言えばそうですが、早い話が「神経質で色んな事を考えすぎる」んです(自分に言ってます)。他人が気にしない事をくよくよと悩んでみたり、後悔してみたりします。


それが一時期度を超すと、周囲の環境によっては精神科や心療内科への通院を勧められたりして、自分は「抑うつ」だとか、肩書きを付けられます。


さて、その後は薬を服用している事実や、医者にかかっているという事実、なにより以前の自分より色んな事に対して意欲的でない事から「自分は病気なんだ」と信じて疑いません。


しかし、病は気からです。


例えば会社で毎日部下の出来の悪さに胃を痛めながらも「精神科に行ったら自分が病気にされる」と言って精神科を訪問しない人と、精神科に通院している俺の違いはなんだろうかと考えると、「病院に行って、薬を処方されているか否か」の一点に集約される気がするんですね、極論を言ってしまえば。


「昔の哲学者や、何かを追究する人は皆、よく悩んでいました。だからあなたは病気なんかじゃないです。」


そう言って頂いた時、俺は「自分は病気だ」と言い聞かせて現実を直視していない自分がいる事に気が付きました。あの時の言葉は今でもありがたくて、忘れる事ができません。


時々落ち込んでしまったときは、忘れてしまいますが、あれから少しは自分に自信を持って生きても良いのかな、と思えるようになりました。月並みですが、


あなたは病気なんかじゃない。と言わせてください。